| 血流促進と免疫の関係 |
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| 風邪をひくと体温が上がるのは、身体が病気と戦っている証拠だといわれます。免疫細胞は温度が高めの状態のほうが活動は活発になるため、体温を高くして病原菌などと戦いやすい環境を作り出しています。平常時には、平熱の中で免疫細胞は通常のパトロールをして、身体に害を与える病原菌などを的確に処理していますが、通常の防御体制で対処できないときには、体温を上げて免疫細胞を最大限に活動させるようにしています。 逆に体温が低いときには、免疫細胞の活動も低下しやすくなります。身体が冷えるのは温かい血液が充分に送られていない結果で、血液の流れが悪くなっている証拠といえます。身体の端にある手足は特に血流が低下しやすいために冷えやすくなり、冷えているときには免疫も低下していることになります。 免疫細胞は、血液中のブドウ糖や中性脂肪が適度な量のときにはスムーズに流れ、病原菌などが増殖する前に対応することができます。ところが、血管中のブドウ糖や中性脂肪が増えすぎて混雑した状態になったときには、免疫細胞が到着するまでに時間がかかり、処理にも時間がかかるようになります。 免疫細胞の白血球とリンパ球は血液中を流れていて、血流が悪くなると必要なところに駆けつけるのが遅くなります。消防活動にたとえると、道路が渋滞していたら消防車の到着が遅れて、ボヤで消せるはずの火事が全焼にもなりかねません。それと同じようなことが起こり、がん細胞や病原菌の増殖が進んでいくことになります。血液中にブドウ糖や中性脂肪が増えすぎると血管内が混雑した状態になるので、ますます渋滞がひどくなって免疫が低下していくことになります。 このように低下する免疫細胞の働きを高めるには、血管内の渋滞を緩和させるために、血液中のブドウ糖と中性脂肪を適正な量にするように、食べすぎを控えることが必要になってくるのです。 |
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2020年5月21日木曜日
血流促進と免疫の関係、血液中のブドウ糖と中性脂肪を適正な量にすることなんです
免疫力を高める温活方法、入浴・温熱治療器がいいんですよ
| 免疫力を高める温活の方法 |
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| 身体の冷えを改善して体調を整える“温活”は、さまざまな方法があり、効果の程度にも差があります。日本能率協会の病院関連展示会のHOSPEXの特集展示のカラダ改善プロジェクトに温活EXPOでは医学的にも有効な展示が始まるなど、温活は第二段階に入ろうとしています。 身体を温めると血流がよくなり、免疫細胞の白血球が全身を効率的に巡るようになり、これが免疫を高めることにつながります。免疫というのは敵と味方を区別して、敵だけを攻撃・排除する機構を指しています。その攻撃と排除に働いているのが免疫細胞です。 体温が1℃下がると免疫は37%も低下すると言われています。メディカルダイエット的にいうと、体温が1℃下がるとエネルギー代謝は12%も低下するとの研究成果もあります。では、体温が1℃上がると、同じ割合だけ免疫が上昇するのかというと、そんな程度ではありません。研究者によって異なるのですが、5?6倍にも高まるというのが一般に広まっています。この場合の1℃というのは身体が冷える人のプラス1℃のことではなくて、通常の体温に対してのプラス1℃なので、冷えている人は、かなり体温を高くしないといけないことになります。 体温を高める方法というと歩くことと入浴がよくあげられます。実際に体温を高めるために入浴しようとすると、42℃のお湯に10分も入っていなければなりません。42℃の入浴では自律神経の交感神経の働きが盛んになっているので、体温上昇はしばらく続いているものの、徐々に下がっていきます。 こういったことに比べると、温熱治療器を用いた高温熱刺激は、免疫細胞の中でもがんや腫瘍に対抗するキラーT細胞の数を増やすことが確認されています。キラーT細胞が増えれば、それでよいというわけではなく免疫の司令塔であるヘルパーT細胞のバランスも重要になります。 |
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免疫対策にはウォーキングが最適。特に体温が低めの人にはおすすめです
| 免疫対策のウォーキング |
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| 身体を外敵から守る免疫細胞は、酸素を多く取り込むことで活性化します。免疫細胞も全身の細胞の一部であり、その中にはエネルギー産生を行うミトコンドリアがあります。ミトコンドリアは酸素を使ってエネルギーを作り出しています。そのため有酸素運動のウォーキングは全身の免疫を向上させる運動といえます。有酸素運動によって活性化するのはリンパ球ですが、中でも特に活性化するのはナチュラルキラー(NK)細胞です。 ナチュラルキラー細胞は激しい運動や2時間以上の長時間の運動をすると活性が低下するため、ウォーキングは2時間以内にすることがすすめられます。長く続けたいときには、一度休んでから再びウォーキングをするようにします。免疫細胞は、温度が高めの状態のほうが活動は活発になります。ウォーキングは全身の血流を盛んにするので、免疫を高めることができます。体温が低めの人には特にウォーキングがすすめられています。 腸内細菌の善玉菌が増えると免疫が高まりやすくなります。善玉菌は腸内が温まっていることで増えていくため、腸に温かな血液が多く送られる有酸素運動のウォーキングは、善玉菌を増やして免疫を高めるためには有効といえます。 緊張をすると免疫は低下しやすく、リラックスすると免疫は高まっていきます。ウォーキングは、ただ歩くのではなく、景色や気候を楽しみながら、家族や友達などと楽しみながら歩くことは免疫強化のためにもよいことです。歩くことは健康によいからと、義務のように歩くのは精神的なストレスにもつながるので、できるだけ楽しみながら歩くようにしたいものです。 |
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男性は50歳で免疫力は半分になるんです。加齢による免疫の低下は仕方がないが。。。
| 男性の免疫低下をなんとかしたい |
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| 免疫は病原菌などの戦う抵抗力を指すと一般に説明されています。正確には「敵と味方を判別して、敵だけを攻撃する力」を指しています。敵と味方の判別ができないと味方を攻撃してしまうことになります。アレルギーは免疫が外敵でもないものを攻撃するから起こるものということができるかもしれませんが、免疫を高めるためには免疫を司る免疫細胞の働きよりも、ひょっとしたら敵味方を判別する中枢神経の働きのほうが重要となるかもしれません。 免疫は20歳前後をピークにして徐々に低下していき、50歳には免疫力は半分ほどにもなると言われています。では、年齢を重ねると免疫の低下は仕方がないのかというと、男性と女性では免疫力の低下の度合いが違っていて、女性のほうが免疫力は高くなっています。免疫にはストレスが大きく影響していて、女性は右脳と左脳をつなぐ脳梁が太いので右脳と左脳をバランスよく使ってストレスに打ち勝つことができるのに対して、男性の脳梁は女性の半分ほどの太さしかないのでストレスを解消しにくくなっているからです。 男性は彼による免疫低下を抑えることはできないのかというと、飲酒は有効活用すると免疫強化が可能です。日本酒に換算して1合の飲酒量では免疫は高まるのですが、2合を超えると免疫力は元の状態に戻り、3合を超えると免疫力はスタート時点よりも低下します。ホロ酔い程度で止めておける人は免疫を強化できるということです。 免疫細胞は一定の温度の環境で活動が高まるので、体温が低めの人は免疫が低下します。体温は血液の温度に影響を受けていますが、体温が低い人は血液の温度が低いわけではありません。血液温度は37℃ほどで、この暖かい血液が次々に送られてくると放熱による体温低下を抑えて、体温が低くならないようにすることができます。つまり、体温の低下を防ぐには、血流をよくすることが必要だということです。 血流をよくするためには、運動する機会を増やすのが一番です。運動をすると吸い込む酸素の量が増えて、細胞の中でブドウ糖と脂肪酸を材料にして代謝を盛んにすることができます。 |
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免疫の分岐点は70歳なんです。人生の締めくくりを幸せとできるかどうか
| 70歳は免疫の分岐点 |
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| 70歳という年齢は健康について考えるときのターニングポイントです。男性は平均寿命が80歳を超えましたが、平均寿命まで、あと10年ということになり、この10年間を如何に過ごすかというのが人生の締めくくりを幸せとできるのか、それとも不幸と感じながら最期に向かうのかの大事な分かれ目になります。幸せな10年間のためには、入院することもなく、介護を受けることもなく自由に暮らしたいものですが、実際には健康寿命は男性では平均寿命よりも9年間も短くなっています。女性は12年間ですが、これは平均寿命が長いことと関係しています。 男性を例に話を進めますが、健康寿命と平均寿命の差の9年間は寝たきりまではいかなくても家の近くしか出歩けない、他人の助けがないと好きなことができないという状況になります。そのために、この期間は生活や趣味などのための消費が極端に減り、その分が医療や介護に使われます。その証拠の一つとしてあげられるのが生涯医療費です。生涯医療費は2600万円(男女平均)となっています。これは本人が医療費として医療機関に支払う金額ではなく、医療機関が受け取る金額で、国や自治体などが支払う分も含まれています。その2600万円の半分が70歳以降に使われているのです。平均寿命までの10年間だとすると年間130万円もかかっていることになります。 なぜ、こんなにも医療費がかかるのかというと、免疫の低下が大きく影響しています。免疫は病原菌やがんなどの外敵と闘う力とされています。実際には敵と味方を区別して、敵だけを攻撃する能力を指していますが、免疫が低下するとがんにも細菌にも侵されやすくなります。免疫のピークは20歳代で、これをすぎると年々低下していきます。40歳には免疫は半分になり、70歳になると10分の1にも低下すると考えられています。10分の1になるということは、がんなどになる可能性は10倍になるということになります。 人間の身体には約60兆個の細胞があるとされていますが、1日のうちに新たにできる細胞は約1兆個です。1日に6分の1もの細胞が入れ替わっているわけです。この入れ替わりは、古い細胞が壊れ、新しい細胞が分裂してできています。いわばコピーのようなもので、1兆個もコピーされるとコピーミスも起こります。このコピーミスががん化で、約5000個のがん細胞が毎日できています。1兆と比べると2億分の1の数ですが、がん細胞は一気に増殖する特徴があります。 細胞は誕生から20年かけて60兆個に増えていきます。一気に増殖するときには倍々に分裂して増えていきますが、一定量に達すると分裂するたびに1個の細胞が増える1枚ずつコピーの状態になります。こういった増え方をするように規制がかかっているのですが、がん細胞は規制がかかっていないので、倍々に増えていきます。そのため、がんは一気に増殖をしていくのです。 免疫は免疫細胞と呼ばれる白血球、リンパ球が担っています。この免疫細胞が正常に働いていればよいのですが、免疫細胞も老化していきます。老化といっても細胞なので新たに誕生しています。それなのに老化するのは、細胞を働かせるためのエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)を作り出すために必要な三大ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10が加齢に伴って減っていくからです。この三大ヒトケミカルの減少の曲線は免疫低下の曲線と似たような形を描いています。そのために、三大ヒトケミカルの減少が免疫を低下させると考えられているわけです。 三大ヒトケミカルは体内で合成される成分ですが、医薬品だけでなく食品として摂ることも許可されているので、サプリメントとして摂取することができます。 |
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2020年5月20日水曜日
日本人の免疫が低い理由は、欧米人に比べて日本人の血液の温度が1℃ほど低いからなんです
| 日本人の免疫が低い理由を考える |
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| 血液の温度が低いことは免疫にも大きな影響を与えます。「体温が1℃下がると免疫が30%低下する」という話が広まり、医科学の専門家にも支持者が広がっています。体温は血液の温度に左右されています。体温が1℃低ければ、という話は、そのまま血液の温度が1℃低いということにつながります。日本人の血液の温度は約38℃で、それよりも1℃ほど高い欧米人と比べたら、免疫が30%低いことになるということです。 免疫細胞は血液の温度が高いほうが活発に働くことになるので、日本人は免疫が低いことになります。血液の温度が高ければ、動物の脂肪は溶けやすくなり、血流もよくなります。動物の血液の温度は40℃以上もあります。体温が高い羊の血液の温度は44℃にもなっています。この温度が高い血液の中で溶けている脂肪は低い血液の中では固まりやすくなります。いわゆる“ドロドロ”状態になるわけですが、そのために流れが悪くなり、免疫細胞が早く働きにくくなります。この関係を消防車にたとえると、消防車は空いている道路なら火災現場に素早く駆けつけて消火することができるのに対して、渋滞していると時間がかかり、大火事になってしまうことになります。 それと同じように、血流が悪くなると。免疫細胞が充分に働けなくなり、がん細胞や病原菌などに侵されないようになるというわけです。 血流が悪いと腸の温度も低くなります。腸内細菌の善玉菌は腸内の温度が高くなるほど増殖しやすくなり、活動も盛んになります。善玉菌が増えると腸管免疫と呼ばれる腸壁にあるパイエル板の反応がよくなって、免疫細胞である白血球やリンパ球の活性が高まっていきます。血液の温度が低くて、腸内の温度も低い日本人は複数の理由が重なることによって免疫が低くなっているのです。 |
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スポーツ選手の免疫が下がるのは、コエンザイムQ10が減少、白血球で作出されるエネルギーが減るからなんです
| なぜスポーツ選手は免疫が下がるのか |
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| 運動は健康によいというイメージがあり、スポーツ選手は健康体と思われがちです。しかし、スポーツ選手も体育教師も実は平均寿命が短いことがわかっています。運動は体内で活性酸素が多く発生して細胞を傷つけていくことから、活性酸素の消去が「運動=健康」のカギと言われました。そして、抗酸化成分の摂取がスポーツ選手には必須ということが広まっていきました。 抗酸化成分としてスポーツ選手によく使われているものにコエンザイムQ10があります。コエンザイムQ10は細胞のミトコンドリアの中でエネルギー産生をする代謝に必要なヒトケミカルの一つで、以前は医薬品であったものが食品としても使用することが許可され、コエンザイムQ10はサプリメントの人気素材となりました。しかし、コエンザイムQ10は代謝では抗疲労が注目されて機能性表示食品にもなり、抗酸化成分としても使われています。 免疫とコエンザイムQ10の関係がわかるようになって、コエンザイムQ10の不足は免疫を低下させるだけでなく、運動することによって免疫が低下する可能性が高いこともわかってきました。コエンザイムQ10は20歳代をピークに徐々に体内で合成される量が低下して、蓄積量も減っていきます。その状態で運動をすると筋肉を動かすことによってコエンザイムQ10は減少していきます。 免疫細胞の白血球もコエンザイムQ10を用いてエネルギー産生を行っているので、コエンザイムQ10が減少したら白血球で作り出されるエネルギーが減ることになり、白血球が担っている免疫も低下していくことになります。だから、運動をするときにはコエンザイムQ10を補うべきであり、筋肉を激しく使うスポーツ選手は多くの量を必要とするわけです。 |
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ウォーキングで免疫が高まる理由は、血流が促進されて免疫細胞がスムーズに流れるからなんです
| ウォーキングが免疫で高まる理由 |
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| ウォーキングの効果がメディアに取り上げられる機会が増え、その効果として血流促進や心肺機能の向上、ダイエット効果、検査数値(血圧、血糖値、中性脂肪値、LDLコレステロール値)の改善などが紹介されています。番組の企画としては、他に魅力的な効果を伝えたいということで相談を受けていますが、今は免疫の向上の話をしています。 免疫を向上させる理由は複数ありますが、今回、仕組みとして話したのは血流の促進による免疫細胞のスムーズな流れです。免疫細胞の白血球とリンパ球は血液の中を流れています。流れがよければ、もしも病原菌などの闘うべきものがあったときには、そこにいち早く駆けつけて、対処することができます。 消防車にたとえると、火事が起こったときに、すぐに駆けつけられれば小火(ボヤ)の段階で消火することができます。ところが、道が混雑していると渋滞に巻き込まれて、サイレンを鳴らしていても到着に時間がかかって全焼してしまうかもしれません。 渋滞の原因は血液中に多くなりすぎたブドウ糖と中性脂肪です。ということは、ブドウ糖と中性脂肪が適度な量であれば血流の低下を防ぐことができるわけです。さらに運動によって血流がよくなれば免疫が高められるわけですが、有酸素運動は酸素を用いて細胞のミトコンドリアの中でブドウ糖と脂肪酸を燃焼させてエネルギーを作り出しているので、血液中のブドウ糖と中性脂肪を抑制することができます。だから、有酸素運動の代表のウォーキングをすすめているわけです。 |
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乳酸菌で腸内環境を整えてることが免疫力アップになるんです。日本には味噌、醤油、醸造酢、味醂、納豆、鰹節、塩辛、くさや、なれずし
| 日本特有の乳酸菌で腸内環境を整えて免疫増強 |
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| 世界の長寿地域のコーカサス地方にはカスピ海ヨーグルトのほかにケフィアという発酵乳も食べられています。他のヨーグルトは1~2種類の乳酸菌によって発酵しているのに対して、ヨーグルトきのことも呼ばれるケフィアは、数十種類の乳酸菌や酵母菌による複合型の発酵乳で、やはり組み合わせが大きな力となっています。 長寿地域に特徴的な食べ物があると、それが長寿に役立っていると結びつけがちですが、結論的には乳酸菌は、腸内細菌の善玉菌の役割をするとともに、もともと腸内に棲んでいる発酵を進める善玉菌を増やす働きもあります。善玉菌は、腸内が酸性傾向になったときに増殖しやすい性質があるため、乳酸菌が多くなると、善玉菌が増えていきます。腸内細菌の数は300兆個ほどといいますが、善玉菌が増えると悪玉菌が減っていくので、腸内の状態がよくなっていきます。 腸内細菌のバランスがよいと、整腸作用だけでなく、免疫増強や発がん抑制などの効果もあることから、もともと日本人が食べていなかった乳酸菌を摂ることでも、日本人の腸で有効であれば健康長寿の手助けになります。 腸内細菌は100種類以上あり、その量のバランスは国民によって異なっています。その量のバランスに影響を与えてきたのは、歴史的な食生活です。日本人の食事の変化は戦後の60年で1000年分にも相当するといいます。それほどの大きな変化であっても、日本人の腸内に棲みついてきた善玉菌と悪玉菌の割合は、大きく変わることはありません。 有益であることが認められている新たな乳酸菌を摂ることは効果があることではあっても、日本人が伝統的に摂ってきた乳酸菌を補うことも忘れてはいけません。最近ではラブレ菌という京野菜のすぐき菜(蕪の一種)を材料にして作られる、すぐき漬けから分離された植物性乳酸菌が有名になっています。ラブレ菌は免疫増強が期待されており、乳飲料で手軽に摂ることができるようになりましたが、漬物には、このほかにも数多くの乳酸菌が含まれている複合型の乳酸菌食品といえます。 日本には、味噌、醤油、醸造酢、味醂、納豆、鰹節、塩辛、くさや、なれずしといった発酵食品があり、これらにも特有の乳酸菌が含まれています。日本人は、これらの複数の乳酸菌を数多く摂ってきた歴史があり、それが腸内細菌の善玉菌を増やしてきただけに、肉食や脂肪が多い食生活で悪玉菌が増えやすい状態にある人は、伝統的な食品を見直すことも健康長寿を目指すためには大切なことです。 |
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免疫力を高める方法はあるんです。腹八分目、適度の飲酒、入浴、有酸素運動、そして笑うこと
| 免疫力を高める方法 |
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| 食事の食べすぎは免疫を低下させます。動物実験では、腹八分目の食事量に抑えたマウスは免疫が高まり、長生きすることが確認されています。 栄養バランスは免疫を高めるためには大切です。ビタミンとミネラルは1日に必要な量が足りていると、体の機能は充分に働くことができるものの、不足しているものがあると、不足した低いレベルでしか機能が働くことができなくなります。免疫も同じことがいえます。 ストレスは免疫を弱めてしまいますが、適度の飲酒はストレスの解消になり、免疫も高めてくれます。日本酒に換算して1合程度、ビールなら大ビン1本程度の飲酒なら免疫は高まります。しかし、2合ほど飲むと通常の状態の免疫力に戻り、3合以上では逆に免疫力が低下していきます。 同じ嗜好品でもタバコは免疫を下げるだけで、高めることはありません。 ウォーキングなどの適度な有酸素運動は血流をよくして、免疫を高めます。しかし、体に負担がかかるような運動は逆に免疫を低下させます。 入浴はストレス解消と血流をよくすることで免疫を高めます。特に高まるのは自律神経の副交感神経の働きを盛んにして心身ともにリラックスさせる38℃前後の温度での入浴です。 免疫は体温が高めの人のほうが活性化しやすくなっています。血液の流れがよくないために体が冷えやすい人は、免疫が低下しているということです。風邪をひくと体温が上昇するのは、免疫細胞の働きを活発にするためです。 ぐっすりと熟睡すると免疫は高まりやすくなります。睡眠が浅くて、寝ても疲れが取れにくい人は免疫低下の心配があります。 笑うことでも免疫は高まります。心から笑ったときだけでなく、無理に笑ったときにも免疫は高まります。その度合いは心から笑ったときの半分ほどだといいますが、笑うことで免疫が高まるだけでなく、血糖値も下がるという実験結果も発表されています。 |
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