感染拡大から考えるウイルスの変異 |
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新型コロナウイルスが他のウイルス感染よりも恐れられているのは変異して、感染力も症状も強くなることです。もともとはコウモリのウイルスが人間に感染したものと伝えられていることから、人間から人間への感染とともに、人間からペットへ、そしてペットから人間への感染も危惧されています。それ以上に危惧されているのは、人間に感染した後の変異です。 新型コロナウイルスは1つのタイプだと考えられていましたが、今ではS型とL型があることがわかり、感染力に大きな差があることが確認されています。S型はコウモリから検出されたウイルスと似ているタイプで、以前から存在していたもので、感染力はあまり強くないとされています。それに対してL型は感染していく中で変異をしたものと考えられ、感染力が強くなっています。L型が少ないならよいものの、その割合はS型が約3割、L型が約7割と推定されていて、感染が拡大するほどL型が増えていくと考えられています。 タイプが異なるということは2種類のウイルスに感染することもあるということで、これが陰性と診断されたのに、後になって陽性になるということが起こる原因ということを指摘している専門家がいますが、そうではなくて実際は陽性であるのに検査によって陰性状態であることしかわからなかった結果という従来の説を主張し続けている専門家もいます。 L型が変異をしたタイプということは、2回目の変異、3回目の変異がないとは限らないわけで、ウイルスなのに細菌と同じ変異も懸念されています。細菌は殺菌処理をすると、これに対抗するように強くなって消毒が効かなくなることがあります。これが通常の院内感染の形で、免疫力が強い医師や看護師が感染源になって患者に感染させることが多くなっています。新型コロナウイルスは医療関係者が感染して、そこから先には感染拡大しやすくなっているということを考えると、医療関係者の中で強力タイプに変異することも心配されているということです。 |
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2020年5月24日日曜日
ウイルスの変異、人人感染だけでなく、人間からペット、ペットから人間への感染も危惧されているんです
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